第2ボタン ( by MIE )

 

落書きで あふれた窓際の机

見慣れた 君の笑顔と学生服

ふくらみ始めた桜のつぼみが

春の訪れと ひとつの別れを告げる

 

未来へのドアが開いてしまう

明日からは ふたり ここにいない

 

胸のバラを 照れくさそうに

笑う 君を ひとり 見ている

君の 机に 最後の落書き

秘密にしてた この こころ

 

 

雪の日 誰かと歩いていた 君

声をかけられて 思わず隠したチョコレート

気まずさが やっと消えて君と話せた

夜(よる)が明けて 僕らは証書を受けとった

 

人波の向こう 君を追いかけた

小雨の中 傘も ささないまま

 

君の指が 2番目で 止まる

金のボタンが てのひら にじむ

泣かないよ 泣かない 僕らはまた逢える

これが最後じゃ ないと 信じてる

 

胸のバラを 照れくさそうに

笑う君に 僕も笑った

第2ボタンの 奥で光る

秘密にしてた この こころ

 


みーの通っていた高校は私服だったので、
中学生のころを思い出して作りますた。

みーは、ふだんは制服でもスカートをはかず、ズボンで登校してますたが、
式典は、スカートで、と言われていたので、卒業式はスカートで出ますた。
(ズボンはいてもらいに行ったらサスガにムードもないし...^^;)

え〜、みーがもらったのぉ〜?あげたの間違いぢゃないのぉ〜?
なぁんて言わないでくだされっ。(あげもしたけど)
 

 

戻る